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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
読書とネットが趣味という超インドア派。
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本当は、すっごくマジっぽいウソを書くつもりでした。











「ノマル中心サイトにします!」










っていう。ナルサクとかキバヒナとか・・・うん、あとサスケにょたとか・・・・・・うん、ちょっと自分で洒落にならないと思ったので自重しました。
夕方にNARUTOの再放送やってるのを知りました。偶然つけたらやっててしかも大問題のナルトがサスケ君に馬乗りになって「連れ戻す!」って叫ぶ回。お兄様のお美しさと子供サスケの愛くるしさ絶好調の回です。
子サスケ、こんな子いたら間違いなく誘拐です。妖精です。のんたんの子供ボイスは強烈です。ぴえろは、成人男性声優に幼少期をやらせるという暴挙に出たわけですが、それは大成功だったわけです。Fateはちゃんと別の声優さんだったもんなー。


本当は、嘘をオオマジネタをしようとこしこししてたにょたサスケ中心のノマルss、親知らず抜いた影響の疼痛と発熱に泣きそうなので、中途半端あぷになりました。すみません。自分へのご褒美に買ったケーキ食べて早々に寝るつもりです。











「女ってキライだわ」
嫌悪感あらわなサクラにサスケは嫣然と笑って見せた。
「俺のことも、か?」
「えぇ、そうよ。サスケ君は大好き。でも女は大嫌い」
「いずれは自分もその大嫌いな仲間になるのに?」
「えぇ、嫌いだわ」
きっぱりと言い切るサクラに、お前はそれでいい、とサスケは言った。

「それでこそ、サクラだ」と。

それは、数年前のこと。近くて遠すぎる過去の話。







忍が成人と認められるためにはいくつかのステップがある。アカデミーの卒業はその第一段階である。そこから任務という名の経験を積み、多くのものはそのまま忍として生きていく過程で、性的体験も重要な関門の一つとなっていた。
サクラは、その頭脳故、前線から早々に退いたため手ほどきを受けるだけですんだ。しかも、こちらは僥倖と言えるが、ナルトがその手の訓練を先に受けていたため『初めて』の相手に彼を指名することができた。その頃から将来を誓い合っていたナルトに。そう、サスケとは真逆に。
「あたしは恵まれてると思うわ。でも、それはあたしの特性と努力によってもたらされたものだもの。誰に対しても卑下するつもりなんかないわ」
「まったくだ」
あぁ、まぶしい。とサクラは思った。女から見てすら慄然とする容姿と吐き気を催すほど甘ったるい声を雰囲気。色事にかけては同期No.1の呼び声高い元スリーマンセルをまじまじと見ながら、サクラはため息をついた。サスケの足もとに跪かないのは、サクラにベタ惚れのナルトとリー、それからヒナタと清いお付き合い数年目のキバぐらいであろうと言われている。他の人間は?と訊かれたならサクラはこう答えるだろう。

「サスケ君の足にキスできるならなんでもする、という男の数を数えなくちゃならなくなったらナルトの影分身を身につける必要があるわね」

それほど、サスケのシンパは多かった。いっそ毒だとサクラは思った。

「俺は好きだぜ、お前のその強さと潔さ。お前の名前そのものだ」
「ならサスケ君は椿かしら?」
「随分と縁起の悪い花だな、首から落ちる花とは」
「散る際まで美しい華だって、聞いたわよ」
「へぇ、そんな戯言、誰が言ってた?」
「誰だっていいわ。あんまり派手に遊ぶとツナデ様が怒るわよ」
「大丈夫だよ、ナルトに手出さなきゃな」
いつの間に変わってしまったのか、サクラには分からなかった。女としての任務が始まってから始まったサスケの狂乱とも呼べそうな私生活の乱れぶりが有名でなかったら、笑い話になりそうなセリフにサクラは刹那、眦を釣り上げた。それを見て、サスケは笑う。
「安心しろよ。俺はお前らのことが好きだよ」
「そう、あぁもう!サスケ君に勝てる外見的要素が一つでもあったら自信持ってその横っ面はったおすのに」
「やめてくれ、お前の平手は痛い」
真剣身を帯びぬ話題にサクラは、悲しくなる。サスケの立場を考えれば、複数の相手を持つことをやめさせることはできない。むしろ推奨する動きさえある。
「ねぇ、サスケ君、どうして先生だけを愛さないの?」
「えらく核心をつく質問だな。お前、いつの間にかナルトの癖が移ったのか?」
「そうだったらうれしいわね。サスケ君のこと遠慮なくひっぱたけるもの」

サスケは、一瞬棒とした後遠慮なく笑った。声を立てて、かつてのように爽やかに笑った後、静かにこう言った。 




「俺が望もうと望むまいと、俺もあいつも互いのためだけになんて生けられるほどやさしい人間じゃねぇからだよ」




だからって、傷つけあうだなんて!
なんて矛盾!!
そう叫んだサクラに、サスケは再び笑った。
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