日々の日記帳
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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
読書とネットが趣味という超インドア派。
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すっごいお久しぶりです、ここまで止めたのは初めてですね・・・いい加減、ネット環境につながるマイパソコを新しいのに替えたい。仕事の関係上、ネット非接続のこが欲しいので今ので我慢してるんですけど、正直、つらい。まぁ、新しいパソゲを落とすのも無理なコなのでどうにかしないといけないのは確実なんですけどね。
それはそうと!今日はサスケ君の誕生日ですよー!!!!
おめでとうー!!!!!
人生狂わされてはや●年…どれだけ浮気したって結局帰ってきてしまう不思議。おそらく、ツボすぎるんでしょうね
途中まで書いてるナルサスのようなカカサスでサスケ君が某役職についてるという半分パラレルな未来捏造話は間に合わなかったので、超ショートカカサス未満です。
それはそうと!今日はサスケ君の誕生日ですよー!!!!
おめでとうー!!!!!
人生狂わされてはや●年…どれだけ浮気したって結局帰ってきてしまう不思議。おそらく、ツボすぎるんでしょうね
途中まで書いてるナルサスのようなカカサスでサスケ君が某役職についてるという半分パラレルな未来捏造話は間に合わなかったので、超ショートカカサス未満です。
「やぁ」
いつものひょうひょうとした、どこか憎めない笑顔をマスクで覆い隠した男に、サスケは不法侵入だと吐き捨てた。無理もない。カカシが立っているのはサスケの自宅の庭先だ。しかも家主であるサスケが家に招いたわけでもなく、カカシが呼び鈴を鳴らして家に上がる許可を請うたわけでもない、正しく不法侵だったのだから、サスケが起こるのも無理はない。
サンダルはぬかるんだ泥に汚れ、折から降り出した土砂降りで全身ぬれ鼠の教師をサスケはねめつける。睨みつけるだけなのは、実力で排除することが不可能であることを知っているからだ。いくら最優秀の卒業生と褒めそやされているサスケも下忍だ。上忍に勝てるわけがない。その実力は、地の利や下準備なので覆るような差でないことは、サスケには自覚がある。カカシはあっさりとサスケが施していた対人トラップの類をくぐってしまっている。だからこそ、今ここに、サスケの目の前に(しかも無傷で)立っているのだ。
「サスケってばひどいねぇ、あのトラップの山はお客さんに対して失礼じゃない?俺だったからいいけど、ナルトやサクラならしんじゃってもおかしくないよ」
「・・・あいつらはアンタみたいに勝手に入ってきたりしない」
「たしかに!あ、でもナルトはわからないよ?あいつの意外性の前には常識すら吹き飛ぶからね」
さっさと帰れと言いつのるサスケに、せめて傘を貸してほしいと言いながら、カカシは器用にくしゃみをした。高身長に美声、おそらく整っていると思われる外見(マスクごしにも鼻梁が通って高いことはわかるからだ)の男ぶりが見事に崩壊する盛大なくしゃみだった。
ザァアアアアアアアア
雨音に消えればカカシのメンツも保たれたかもしれないが、あいにくとサスケの耳は地獄に近い。はぁとため息をつきながら、風呂沸いてるとカカシに告げた。
サスケが縁側の柱に凭れて啼き続ける天を見上げていると、能天気な声がサスケを呼んだ。
「いやぁ、まいったね。お風呂まで借りちゃって」
「アンタ、最初からその気だったろ?」
「まっさかぁ」
「ホントホント、雨降るかもなぁって思ってたら降ってきてさ。このままじゃ俺だって風邪ひいちゃうと思ったらちょっと遠回りだけど、借りられないかと思って」
「ずいぶんと遠回りだな」
サスケの住むうちはの集落は、里の中心からはずいぶんと離れている。わざわざ帰り道の傘を借り受ける場所としてはかなり不向きだ。
「そこはほら…まぁ、察してよ」
汚い大人だとサスケは思う。言葉は惜しむ。隠す。それなのに、他の人間には言うことを求める。本当に最低な男だ。サスケが取り合う気がないことを悟ったのか、カカシはあぁとかうーとか人外の言葉を喉の奥から絞り出したあと、ごめんと前置きしてちゃんというよと言った。
「今日はサスケの誕生日でしょう?雨の中、一人はさびしいかと思ってさ」
そんなことを言われたら、追い出しにくくなるだろうとサスケは視線を自分よりも一回りは大きな足跡が残る庭へ視線を向けた。
せめて、靴跡が泥濘と一体化して意味がなくなるで、でていけとは言わないでおこうと思った
いつものひょうひょうとした、どこか憎めない笑顔をマスクで覆い隠した男に、サスケは不法侵入だと吐き捨てた。無理もない。カカシが立っているのはサスケの自宅の庭先だ。しかも家主であるサスケが家に招いたわけでもなく、カカシが呼び鈴を鳴らして家に上がる許可を請うたわけでもない、正しく不法侵だったのだから、サスケが起こるのも無理はない。
サンダルはぬかるんだ泥に汚れ、折から降り出した土砂降りで全身ぬれ鼠の教師をサスケはねめつける。睨みつけるだけなのは、実力で排除することが不可能であることを知っているからだ。いくら最優秀の卒業生と褒めそやされているサスケも下忍だ。上忍に勝てるわけがない。その実力は、地の利や下準備なので覆るような差でないことは、サスケには自覚がある。カカシはあっさりとサスケが施していた対人トラップの類をくぐってしまっている。だからこそ、今ここに、サスケの目の前に(しかも無傷で)立っているのだ。
「サスケってばひどいねぇ、あのトラップの山はお客さんに対して失礼じゃない?俺だったからいいけど、ナルトやサクラならしんじゃってもおかしくないよ」
「・・・あいつらはアンタみたいに勝手に入ってきたりしない」
「たしかに!あ、でもナルトはわからないよ?あいつの意外性の前には常識すら吹き飛ぶからね」
さっさと帰れと言いつのるサスケに、せめて傘を貸してほしいと言いながら、カカシは器用にくしゃみをした。高身長に美声、おそらく整っていると思われる外見(マスクごしにも鼻梁が通って高いことはわかるからだ)の男ぶりが見事に崩壊する盛大なくしゃみだった。
ザァアアアアアアアア
雨音に消えればカカシのメンツも保たれたかもしれないが、あいにくとサスケの耳は地獄に近い。はぁとため息をつきながら、風呂沸いてるとカカシに告げた。
サスケが縁側の柱に凭れて啼き続ける天を見上げていると、能天気な声がサスケを呼んだ。
「いやぁ、まいったね。お風呂まで借りちゃって」
「アンタ、最初からその気だったろ?」
「まっさかぁ」
「ホントホント、雨降るかもなぁって思ってたら降ってきてさ。このままじゃ俺だって風邪ひいちゃうと思ったらちょっと遠回りだけど、借りられないかと思って」
「ずいぶんと遠回りだな」
サスケの住むうちはの集落は、里の中心からはずいぶんと離れている。わざわざ帰り道の傘を借り受ける場所としてはかなり不向きだ。
「そこはほら…まぁ、察してよ」
汚い大人だとサスケは思う。言葉は惜しむ。隠す。それなのに、他の人間には言うことを求める。本当に最低な男だ。サスケが取り合う気がないことを悟ったのか、カカシはあぁとかうーとか人外の言葉を喉の奥から絞り出したあと、ごめんと前置きしてちゃんというよと言った。
「今日はサスケの誕生日でしょう?雨の中、一人はさびしいかと思ってさ」
そんなことを言われたら、追い出しにくくなるだろうとサスケは視線を自分よりも一回りは大きな足跡が残る庭へ視線を向けた。
せめて、靴跡が泥濘と一体化して意味がなくなるで、でていけとは言わないでおこうと思った
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