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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
読書とネットが趣味という超インドア派。
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サスケ君、誕生日おめでとう!!!



よし、言いきった!!
本当に、うちはサスケというキャラクターがいない生活が想像できないあたいです。ありがとう、生まれてきてくれて。
幸せな話を書けない状態なので、こんな3行書のみ晒します。あぁ、最近、頓にほのぼの幸せネタをかけなりつつあってまずいなぁと思う今日この頃。

明日、へたのDVDとりにいくよっ!のんたん!のんたん!!





「世界はお前のためにあるんだ」
絹織物にうずもれた幼い体を抱き上げながら、少年は告げた。その表情は半ば陶然としていて、抱き上げた幼児が彼の絶対者であることを物語っていた。
「サスケ、お前が生まれてきたこの日が、俺にとってはすべての日よりも素晴らしい。お前が世界を望むなら、俺は手に入れてお前にあげる」
わずか7歳の子供が口にするにはおぞましく、仰々しい言葉であった。が、少年にとっては、そのように告げることが当然であった。
彼は、この弟のために生きることをすでに決めていたのだから。

「お前は、そこにいるだけでいい」

そう言って、恭しく幼子の額に口づけた。
数年後、成長した弟の目の前には、兄とは違う男が膝をついていた。少年となったサスケの、半ば冷たいあきれたような表情を笑って流しながら、さわやかに言い切る。
「お前はお前の世界の王様だ、たった一人の孤独な王国。それがお前の弱点であり強さである。サスケ、お前の中に俺を入れてくれる?」
なんて愚かな告白だろう!?
相手の欠点を指し示しながらも愛していると告げるのだ。
あぁ、なんという愚行!

「アンタ、バカだろう」
「そうだね、きっとそうだろうね」

しかし、一番の愚者は、一人の楽園に居続けることができなかった己だろうと、サスケは嗤った。
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