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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
読書とネットが趣味という超インドア派。
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「与え方」ではなく「飢え方」講座を書きたいです。
与えられることが当然な日常だと「それ」を疑わないので、一度なくして再び与えられる。そうしないとわからないと思うので。
サスケ君とか、ぴったりじゃないでしょうか。
そうそう、不道徳講座なノリで。あんな文学的な文章は無理ですけれど。
でも、ゆっくりお風呂入りながら妄想してたのは、15歳ナルトと風雲姫の話でした。
15歳になったナルトに護衛の任務が舞い込んでくる。相手は、君主としても女優としても活動を続けている小雪姫。映画撮影で久しぶりに国外に出ることになったための用心棒としての任務での再会。
ノマルと見せかけて、ナルサス(汗)
あたいの中で、ナルトの恋のお相手はサクラちゃんかサスケ君です。愛情ならばそこにヒナタちゃんやカカシ先生、イルカ先生も含まれます。しかし、ナルトハーレム推奨者といたしましては、そこに厳密な差はなく、ただ単なるベクトルの差であるのです。絶対値にすると変わらないってやつです。
与えられることが当然な日常だと「それ」を疑わないので、一度なくして再び与えられる。そうしないとわからないと思うので。
サスケ君とか、ぴったりじゃないでしょうか。
そうそう、不道徳講座なノリで。あんな文学的な文章は無理ですけれど。
でも、ゆっくりお風呂入りながら妄想してたのは、15歳ナルトと風雲姫の話でした。
15歳になったナルトに護衛の任務が舞い込んでくる。相手は、君主としても女優としても活動を続けている小雪姫。映画撮影で久しぶりに国外に出ることになったための用心棒としての任務での再会。
ノマルと見せかけて、ナルサス(汗)
あたいの中で、ナルトの恋のお相手はサクラちゃんかサスケ君です。愛情ならばそこにヒナタちゃんやカカシ先生、イルカ先生も含まれます。しかし、ナルトハーレム推奨者といたしましては、そこに厳密な差はなく、ただ単なるベクトルの差であるのです。絶対値にすると変わらないってやつです。
「久しぶりね」
「おぅ!ねーちゃんも久しぶりだな」
イチャパラなんて18禁映画に主演する国主さまは、そのけばけばしい舞台化粧からは想像できないほど爽やかで女らしくない笑顔で少年を出迎えた。雪の国、数少ない太陽と青い空を望むある日のことであった。
すぐに出発するといわれ、用意された馬車に乗り込む。依頼人と並んで座るのは対象者の心証を悪くするからと、周囲に叩き込まれたため、ナルトは小雪の斜め前に陣取った。
御者が一鞭、馬を打った。
がくんと動き出す。
「どう?この国は?」
「前来た時より、よくなってる気がするってば」
窓から見える大通りは、それなりににぎわっているようだった。
「そう言ってもらえたら嬉しいわ。なにも為せていないけれど、他の国の人にそう言ってもらえるとやる気が出るもの」
「へへっ、サクラちゃんとかならもっと他にアドバイスとかできんだろーけど、俺ってばバカだからさー」
あ、でも、俺ってば強いから安心してくれってば!とまったく脈絡なくそしてどうしようもないフォローを入れるナルトに、変わっていないのは本当のようだと、小雪は笑った。
数年ぶりの国外ロケのため、護衛をつけなければならないと決まった時、小雪はどうしてもと久しぶりのわがままを全開にして粘った。
曰く『うずまきナルトを護衛にしてほしい』
かつての騒動を知っている面々は、さもありなんとうなずいたが、新しくそばに仕えた人間は首をかしげるばかりだった。若い小雪の隠れた恋人だろうか?などと邪推が飛んだが、列車に轢かれそうになったところを助けてもらった人だと言われれば、大よその見当はついたらしい。小雪が大名就任前に殺されかけたことは周知の事実だったからだ。
「まさか、下忍のままだったなんて驚いたわ」
「それはまぁーいろいろあったんだってば」
「そうなの?でもよかったわ。あたし、ナルトはもぅ上忍になってるってまわりに言っちゃってたの。だからあなたに護衛を頼みたいって火影様に直談判した小姓は、中忍以上を雇える金額を持たされてたんだもの」
「えぇ!それホントかってば」
「えぇ、そうよ」
国主の護衛ということで、金銭的な上限額はかなりの融通がきいた。そのためできた芸当だが、国庫の厳しい雪の国ではできることなら中忍以下を望んでいたため、これはうれしい誤算といえた。
「俺ってば、数年間修行に出てたんだ。だからその間試験受けてなくて」
「あら、そうだったの?」
「うん、ちょっと…試験受けるより、大事なことがあって」
ぎゅぅとこぶしを握ったナルトの目を見て、小雪は驚いた。なんて目をするのだろう、かつてのまっすぐで貪婪なほどに前に進むことを欲していた瞳は、別の炎を宿しているように思えた。例えるならば、そう、恋をしているような。
「大事なことって、人にかかわることなのね」
小雪は女優なんて職業をやっていたせいで、人の表情を読むこと、顔を作ることには慣れている。為政者という面が増えて、この特技があってあってよかったと思う場面は数知れない。
「うん」
「そう」
「俺が探して連れ戻して殴ってでも連れ戻して隣につなぎとめなくちゃ」
「まぁ」
「あいつは俺の隣にいなくちゃいけないんだ。あいつの顔が見えなくちゃ意味がねぇんだよ。強くなっても術いくら覚えても。あいつがあいつが」
「情熱的ね」
「え?」
「アンタらしいわ」
「ナルトにならできるわよ」
そう言って、小雪はサスケに似た濃い黒の瞳を細めた。
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