日々の日記帳
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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
読書とネットが趣味という超インドア派。
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お久しぶりです。
深淵に潜り続けて数カ月。ネタだけはたまる日々でございます。
サスケ生誕日には、なにかしたいと思いつつ
最近、妄想激しい「ナルサク」と「ナルサス(♀)並行世界パラレル
開始3行です。
これで、これからナルサクとナルサスとカカサスになるはずって、あたいの頭はどれだけ都合がいいのでしょうね
深淵に潜り続けて数カ月。ネタだけはたまる日々でございます。
サスケ生誕日には、なにかしたいと思いつつ
最近、妄想激しい「ナルサク」と「ナルサス(♀)並行世界パラレル
開始3行です。
これで、これからナルサクとナルサスとカカサスになるはずって、あたいの頭はどれだけ都合がいいのでしょうね
まぶたに差し込んだ光は強烈だった。来週に迫った砂の里への外遊のために、ため込んでいた書類を片付けて、御褒美と称してサクラを引っ張り込んでの午睡である。ソファベッドは、その大きさをフル活用されてさぞや鼻が高いだろう。こんなことのために買ったわけじゃねぇンだよと、シカマルあたりが愚痴をこぼす見事な刺繍で埋め尽くされた応接用のソファである。もはや、ナルトの仮眠用として活用される方が多いため、最初こそナルトが涎をたらして烈火の様に怒った側近連中も、もぅ窘めることすらしない。人間、慣れたくねぇもんだというのがシカマルの感想である。
そんな、ソファに、追っかけ数年含めて大恋愛を経て半年前に結婚したピンクの髪がチャームポイントの愛妻を抱き枕よろしく引っ張り込んで、休憩に入ったのはおそらく数時間前だ。
(おこしにこねーってことは、もしかしたらほんの数十分かもしんねぇな)
太陽光のまぶしさに薄眼をあけて、空間の違和感に気づく。
視界に広がったのは、茶色いしみだらけの天井である。知らない場所ではない、むしろ、よく知る場所である。そこは、火影に就任するまで住んでいた家であった。今でも、権利は所有しているから、今でもまぎれもないナルト自身の家である。
…もしかして、仕事から解放されたから、帰ったんだろうか…ぼうと考えて首を振る。そんな時間をもらえるなら、目の下にクマを造って徹夜で仕事はしない。
いったいなにがあったのか…回転しない頭の変わりに、サクラの頭をなでるように手を動かす。サラサラの髪に指をゆっくり通して首から肩にかけて梳き通す。
そこで気付いた。
サクラは、ショートヘアである。ナルトがねだっても、肩口よりも伸ばそうとしなかった。それなのに、今、腕に抱く女の髪は肩を優に超えて肩甲骨を隠さんとしている。
誰だ?
おそるおそる視線を下げると、真黒な渦が見える。
墨でも流したような美しい黒髪である。髪に隠れて、顔はよくわからないが、それでも長いまつげとかすかに見える唇の形のよさから、さぞや美しいだろうと思われる女である。
浮気
そのふた文字が浮かんだとたん。
ナルトは自分のベッドから転げ落ちた。
そんな、ソファに、追っかけ数年含めて大恋愛を経て半年前に結婚したピンクの髪がチャームポイントの愛妻を抱き枕よろしく引っ張り込んで、休憩に入ったのはおそらく数時間前だ。
(おこしにこねーってことは、もしかしたらほんの数十分かもしんねぇな)
太陽光のまぶしさに薄眼をあけて、空間の違和感に気づく。
視界に広がったのは、茶色いしみだらけの天井である。知らない場所ではない、むしろ、よく知る場所である。そこは、火影に就任するまで住んでいた家であった。今でも、権利は所有しているから、今でもまぎれもないナルト自身の家である。
…もしかして、仕事から解放されたから、帰ったんだろうか…ぼうと考えて首を振る。そんな時間をもらえるなら、目の下にクマを造って徹夜で仕事はしない。
いったいなにがあったのか…回転しない頭の変わりに、サクラの頭をなでるように手を動かす。サラサラの髪に指をゆっくり通して首から肩にかけて梳き通す。
そこで気付いた。
サクラは、ショートヘアである。ナルトがねだっても、肩口よりも伸ばそうとしなかった。それなのに、今、腕に抱く女の髪は肩を優に超えて肩甲骨を隠さんとしている。
誰だ?
おそるおそる視線を下げると、真黒な渦が見える。
墨でも流したような美しい黒髪である。髪に隠れて、顔はよくわからないが、それでも長いまつげとかすかに見える唇の形のよさから、さぞや美しいだろうと思われる女である。
浮気
そのふた文字が浮かんだとたん。
ナルトは自分のベッドから転げ落ちた。
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