日々の日記帳
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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
読書とネットが趣味という超インドア派。
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というので、この間の続き。にょたで実にすみません。しかも今度はにんし、んかよ!兄さん相手で書いたことが実は1度あるきりというこのネタ。あたいはカカサスであるのにどうして!!?
某べーこんれたすを聞きました。お布団に入って頭ぼうとさせながら。
のんたんちょうきゃわゆいね
というか、あれものっそい地声だったんじゃないか?そりゃ、脇役でえろしーん全く関わらないとはいえさ。あれ、続編までCD化したらばっちり受けなんだけど。年下従弟にえぇ!という間に押し流されちゃうっていう…(ほんと、どこの 以下略)
しかし、なにより驚いたのは、帝王が受けできるっていうこの事実。あたい、逆のがいいかなぁ-とか思ってたんだよ、あのキャスティング
体温が36.2度
ちなみにこの間、予防接種しに行った時に叩き出した体温は34.7度
ふつーの温度がつらいのか。頭が痛いです(泣)
某べーこんれたすを聞きました。お布団に入って頭ぼうとさせながら。
のんたんちょうきゃわゆいね
というか、あれものっそい地声だったんじゃないか?そりゃ、脇役でえろしーん全く関わらないとはいえさ。あれ、続編までCD化したらばっちり受けなんだけど。年下従弟にえぇ!という間に押し流されちゃうっていう…(ほんと、どこの 以下略)
しかし、なにより驚いたのは、帝王が受けできるっていうこの事実。あたい、逆のがいいかなぁ-とか思ってたんだよ、あのキャスティング
体温が36.2度
ちなみにこの間、予防接種しに行った時に叩き出した体温は34.7度
ふつーの温度がつらいのか。頭が痛いです(泣)
ナルトが政務を放り出した。机に向かうことが大嫌いで事あるごとに逃げ出していたけれど
「俺ってばちょっと仕事辞めるから」
なんてみんなの前で言い切ったのは初めてだった。
「どういうことですか、サクラさん!」
「あ、あたしに云われたって」
「じゃあシカマル上忍!!」
「俺だって・・・」
言い切ったとたん、素晴らしい忍術で目の前から消えたナルトを問い詰めるすべはなく。側近人が詰るのは、腹心の部下であるシカマルと、ナルトの妻たるサクラであった。
「そりゃナルトはデスクワーク大嫌いだけど責任感はある奴だったからなぁーまさかいきなりどろんはねーと思ってたけどよ」
「あたしも」
とにかくナルトを捕まえてくると約束し、他のメンツを引きさがらせたのはいいものの、屋敷の中には気配すらなかった。
「あとはーラーメン屋と屋外の修練場、妙木山なんかにゃ行ってねーと思うから…ったく、どこだったつの」
「…シカマルはラーメン屋と修練場あたって。あたしは別の所を見てくる」
「いいけど…あいつだってこんな日中からしけこんじゃいねーと思うぜ」
「うん、でも残ってるのはそこしかないんだもの」
サスケの家は、歓楽街の入り口付近の安アパートである。本人は、ナルトがそこを訪ねる時以外はカカシの家に転がり込んでいるからと、女であれば治安的にも避けて通る場所に居を構えていた。
あぁ、相変わらずだと半年ほど前に訪れたその場に関する感想をサクラは持った。公式の「愛人」なんて馬鹿にしている、サスケにはカカシという婚約者もいるのだ。ナルトのわがままだろう「愛人」なんて。女をバカにしている。とにかくサスケの意見を聞こうと(そしておそらくいかっているだろう彼女をなだめ謝って、ナルトを二人してぶっ飛ばして取り消さそうと)訪れたその部屋。
太った金満野郎からのお誘いに絶対零度の笑顔でお断りと入れつつ、サクラはおんぼろアパートにたどり着いた。カンカンと階段を上ると、楽しそうなナルトの笑い声が聞こえてきて、やっぱりここにいたのかとため息をついた。
コンコン。ノックを形ばかり入れてから、どなりつける
「ナルトー!さっさと帰ってきて仕事しろー!しゃーんなろー!」
サッサとしないと蹴破るわよー!といいつつ腕を巻くたっところで、わーわーいいながらナルトが扉を開けた。
「げぇー、もぅ見つかっちゃったってばよ」
「当たり前だ、このウスラトンカチ」
「そうよ、サスケ君にも迷わ」
迷惑だからと言い切ることはできなかった。
「てめーはさっさと仕事してこい」
「サスケってば冷たい」
そういいながら、マントを羽織るナルトの奥。サスケのからだは半年前とは明らかに変化していた。
「サスケ君、まさかサスケ君」
「あと1か月…だっけ?」
「2か月だ、このウスラトンカチ」
せりあがった下腹部は、妊娠していることを如実に示していた。
ナルトと一緒に出ていこうとした、サクラをサスケは呼び止めた。
後ろ髪ひかれて残ろうとするナルトをサクラが叩き出し、仕事終えてくるまでに顔出したら許さないと笑顔でサスケが告げると、ナルトは脱兎の勢いで火影邸へ向かって走って行った。
「おめでとうって、いうべきよね」
「そうなるか?まぁ、安心しろよ。こいつは俺には育てられねぇから」
「何言ってるの?」
「俺じゃなく、お前らが育てることになる。こいつはな」
サスケが指さす先には己の腹があった。彼女は言うのだ、自分はこの子を育てない、と。
「そんな無責任な!ナルトとの子なんでしょ、サスケ君とナルトが育てるべきだわ」
「そういうわけにはいかねぇんだよ」
ふぅと、彼女は息をつくと、サクラに椅子に座るように示した。長くなりそうだから、と。
「いいか、こいつは九尾とうちはの血を継いでる。木の葉上層部とうちはの友好の証であり、最強の忍になる可能性を秘めてると言っていい。そんな駒を一度抜けてる俺が育てるなんて、あのババァどもが許さねぇだろうさ。しかもこいつはたぶん、女だ。砂やら水やらの後継と娶せるにしたってどっかの大名家に嫁がせるにしたってちょうどいいだろうよ」
「そんな自分の子をまるでものみたいに」
「俺だって幸せになってもらいたい。だからだ。俺が育てるなんて言えば、こいつは忍になることはおろか、木の葉からでることすらかなわねぇだろうな、俺みたいに」
「だからって…あたしが!?」
「そうだ、『ナルトの妻』であるサクラ、お前がお前の子として育てるんだ。どうせ、俺の子だってことは周知の事実になるだろう。だが、お前が育てたって事実が残る。それだけが、こいつに自由を残せる術なんだ」
九尾とうちはの子ってだけで、こいつにはある意味ハンディキャップなんだとサスケは言った。
「そこまでわかっていて…どうして」
頼む、と女の顔で頼むサスケから目を背けながらサクラは詰った。心にとどめておこうと思っていた言葉である。言うまいと決めていたセリフが喉の奥から突き上げていた止まらなかった。
「だったらどうして産もうとするの!ナルトを受け入れたの!?サスケ君には先生がいるのに。どうして」
これは泣きごとだと、泣きながらサクラは思った。
「ナルトが歪んでいたから」
「え?」
「あいつは歪んでる。一人の相手にプラスの感情とマイナスの感情を両方向けることが無理なんだ。どういうかな、本来なら分けられるはずのない感情を分割してしか持てないって言うか…具体的な例で言うと、サクラ、お前に対しては「大切にしたい」だの「甘やかしたい」だの恋の表の部分だな。そして、俺には「独占欲」か。俺に対してはちょっと「崇拝」じみたものも入っていやがるが。とにかく目を背けたくなるような代物を俺にぶつけてるんだ」
「そんなことって」
「あいつの感情はすげー複雑なんだろうさ。俺たち以上に」
「ナルトが恋しているのは間違いなく、お前だ。サクラ。あいつは俺に少なくともまっとうな恋愛感情を抱いちゃいない。だから俺は、こいつを渡して、ナルトにその点突きつけるつもりだ」
そうすることだけが、俺があいつにできる『恩返し』だろうよ。
サスケは勝ち気に笑った。
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