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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
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ナルトとはあまりにも障害がないがゆえに恋に陥ることのできなかったサスケ君と、障害だらけゆえに恋をしたカカシ先生によるカカサスなんていかがでしょう。

いえ、あの窮屈な満員電車では、妄想以外で時間を潰すことができなのでございます。

いいと思うんだけどな、

それは、雲一つない蒼天の下、美しい飛び石をひたすらに連ねたような道だった。道先は明るく視界はとても住み渡っていた。順風満帆というか遮る物の欠片すらない道行は、逆に恐ろしささえ生みだすものか。彼らは、ちがう、彼は引っ張っていた腕からするりと己が腕を抜き去ると、その場に立ち尽くした。引っ張っていた男は、そのまま歩き去ってしまった。彼は一度だけ振り返った。その眼には懇願よりも強い怒りが溢れていた。彼は小さく首を振ると、一歩後ずさり、憎しみの目を真正面から見据えた。
それが彼らの終わりであり、もうひとつの彼にまつわる関係、それまでの彼らの関係に比べれば、ひどく歩きにくく視界のない、そして歩いている本人たちですら滑稽だと笑う互いの足をひもで結わえたたどたどしいあゆみであった。


そうそう、こんな感じ。
ナルサスはくっつく直前までいくけれど、結局いかずじまい。
その直後、くっつくカカサス。全然そんなそぶりがなかったの。
でもくっついたの。
そしたらまるで膠のように離れないの。
だめだめな大人のだめだめな関係がはじまるの。
それを望んだのは、先生じゃないの
サスケ君なの。
だから二人を止めるものはなく、そのままの関係が続いていくの。

二人っきりの世界は、完結したようで未完成なのです。
2人は、その未完成を完成させようと躍起になるの。でも、頑張れば頑張るほど二人の社会とのつながりが増えていき、まるで正反対の結果となるの。




こういう、どう転んでも「幸福」という二文字から外れているのがカカサスだと思ってしまうわけですが、いかがなものでしょうか

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