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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
読書とネットが趣味という超インドア派。
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人を引っ張り込んでニヨニヨしてました。
すっごいたのしかった!あたいが!!(←自己満足)
まるかいてDVDの反応が予想通りで非常にニヨニヨでした。のんたんはかわいいよ!!
ヲタクしている間は時間たつの早いなぁ。またやりたい(ぼそり)
あ、ヘタのチケは渡すべき人に渡しました。ありがとうございました。
あぁ!楽しみ!!
この間の悪女続き。
3行程度。
あのね、あたいはたぶんきっとさすけくんにすごいゆめをみているきがするんだ。
すっごいたのしかった!あたいが!!(←自己満足)
まるかいてDVDの反応が予想通りで非常にニヨニヨでした。のんたんはかわいいよ!!
ヲタクしている間は時間たつの早いなぁ。またやりたい(ぼそり)
あ、ヘタのチケは渡すべき人に渡しました。ありがとうございました。
あぁ!楽しみ!!
この間の悪女続き。
3行程度。
あのね、あたいはたぶんきっとさすけくんにすごいゆめをみているきがするんだ。
いつか、いつかと思っていた。
「好きな人ができたのだ」と目を輝かせた我が子が、母にだけ内緒話をしてくれる日。しかし、それはサクラの想像以上に早かった。
「母さん、すごくきれいな子だったんだよ!あのこ、好き」
まっすぐな瞳に子供特有の、情欲の一切こもらない愛をたたえて少年は言い切った。少年は愛されていた。両親からも周囲からも。火影の子供であるということ、かつてのナルトそっくりの快活で子供らしい子供であることが大きかっただろう。ナルトが与えられなかった幼児期の幸せ分まで注ぐように、イルカを筆頭に周囲の大人たちは彼を甘やかしていた。だから、少年は愛されることが当然であったのだ。
「好きだ」と言えば、「好きだよ」と返される幸せを当り前のように享受していた。
だから、少年は言ったのだ。
「あのことのこと、好きだ」と。彼は、母が肯定してくれると思っていた。それ以外の未来を想像していなかった。が、母は驚愕した表情を隠そうともせず少年を見つめ、そして、そうなの。それだけをぽつりと言った。
少年が恋したのは、少年の父親の師の娘であった。黒い瞳に黒い髪、対照的な白い肌。そして驚くほど紅い衣装を身に纏っていた。
ひらひらと翻る裾を気にもせず空を駆け、圧倒的な実力をみせつけた少女は、一瞬たりとも笑顔を見せなかった。
少年は、人形のようなあの顔をが笑うさまを想像するだけで、幸せな気分になった。
「どうして、あの子をあんな風に育てたんですか?!」
疑問というよりも詰問といった体でサクラはかつての上司に詰め寄った。
「あんな風って?」
「あんな!まるで娼婦みたいにです!」
「心外だな、俺はそんなことはしていないよ」
「うそっ!だってあの子…!」
「まるでサスケみたい?」
「…!」
「そうだよ、その考えは正しい。俺はサスケを造りたいんだ」
少女の母の少女を産むまでの数年間は、娼婦もかくやと思われる生活であった。毎晩毎晩、幾人もの男を部屋に上げ、まるで壊れた再生機のように同じセリフを吐きだし続けた。その中で、最も多く通ったのが、ナルトであったのは里のものならば周知の事実であった。
悪女と呼ばれた少女の母。
その理由は、享楽的な生活を改めさせようとした立派な火影を殺そうとしたからである。少女を孕んだあたりのことだ。少女の母は、子供を孕んだ状態であっても相変わらずの生活を続けていた女を説得しに部屋に向かい、その場で女に首をかまれた。もともと抜忍であった悪女は、その決定的な反逆によって死罪を言い渡される。しかし、腹の子供に罪はないと出産を待って刑は執行されたのだ。
悪女のイメージは、人によって異なる。が、実際、その痴態を見たことのある人間ならば、それがどれほどの媚薬であるのか知っている。
最もその毒の効果を知り、忌避したのがサクラであった。
「サスケ君は…サスケ君はあの時、ナルトを殺そうとしたの。あたしから、里からナルトを奪おうとしたの!どうして!!」
サクラの目には、あの鼻をつまむほどの悪臭のする部屋が今でも焼き付いている。体を男の支配にまかせながら妖艶に嗤う女。
すべてから見下されているようで、その実、すべての頂点に立つようなその姿。
「俺はね、サスケを造りたいんだよ。あいつは、すべてから愛される資格を持っていた。それなのに、あいつの兄や一族のせいでその資格がなくなった。あいつが堕ちたきっかけはすべて、他者によるものだった。その道を選んだのがあいつだというのは否定しない。でもね、俺は…見たいんだ。サスケを。『すべてから愛され欲され続けたサスケ』をね」
愛を享受するが故の傲慢さを存分に身に付けたサスケを想像するだけで、男は震えた。
それは、男の願望そのものであった。男が、悪女を初めて愛した当初。自分には愛される資格なんてないと悪女は言っていた。兄に捨てられ一族という後ろ盾すら失った身は、数年間で『愛される』という行為を忘れていた。
「あんな子供の泣いた顔、見たくはない。サクラ、たしかに俺の育て方は間違っていると思うよ。俺には、万人に愛される生き方なんて教えられない。俺に教えられるのは、愛を平然と肥やしにする生き方だけだ」
死ぬ直前のサスケがそうであったように。
そうカカシがいうと、サクラ最低だ。と泣いた。
イメージは、某谷●のいれずみとなおみちゃん的な。
「好きな人ができたのだ」と目を輝かせた我が子が、母にだけ内緒話をしてくれる日。しかし、それはサクラの想像以上に早かった。
「母さん、すごくきれいな子だったんだよ!あのこ、好き」
まっすぐな瞳に子供特有の、情欲の一切こもらない愛をたたえて少年は言い切った。少年は愛されていた。両親からも周囲からも。火影の子供であるということ、かつてのナルトそっくりの快活で子供らしい子供であることが大きかっただろう。ナルトが与えられなかった幼児期の幸せ分まで注ぐように、イルカを筆頭に周囲の大人たちは彼を甘やかしていた。だから、少年は愛されることが当然であったのだ。
「好きだ」と言えば、「好きだよ」と返される幸せを当り前のように享受していた。
だから、少年は言ったのだ。
「あのことのこと、好きだ」と。彼は、母が肯定してくれると思っていた。それ以外の未来を想像していなかった。が、母は驚愕した表情を隠そうともせず少年を見つめ、そして、そうなの。それだけをぽつりと言った。
少年が恋したのは、少年の父親の師の娘であった。黒い瞳に黒い髪、対照的な白い肌。そして驚くほど紅い衣装を身に纏っていた。
ひらひらと翻る裾を気にもせず空を駆け、圧倒的な実力をみせつけた少女は、一瞬たりとも笑顔を見せなかった。
少年は、人形のようなあの顔をが笑うさまを想像するだけで、幸せな気分になった。
「どうして、あの子をあんな風に育てたんですか?!」
疑問というよりも詰問といった体でサクラはかつての上司に詰め寄った。
「あんな風って?」
「あんな!まるで娼婦みたいにです!」
「心外だな、俺はそんなことはしていないよ」
「うそっ!だってあの子…!」
「まるでサスケみたい?」
「…!」
「そうだよ、その考えは正しい。俺はサスケを造りたいんだ」
少女の母の少女を産むまでの数年間は、娼婦もかくやと思われる生活であった。毎晩毎晩、幾人もの男を部屋に上げ、まるで壊れた再生機のように同じセリフを吐きだし続けた。その中で、最も多く通ったのが、ナルトであったのは里のものならば周知の事実であった。
悪女と呼ばれた少女の母。
その理由は、享楽的な生活を改めさせようとした立派な火影を殺そうとしたからである。少女を孕んだあたりのことだ。少女の母は、子供を孕んだ状態であっても相変わらずの生活を続けていた女を説得しに部屋に向かい、その場で女に首をかまれた。もともと抜忍であった悪女は、その決定的な反逆によって死罪を言い渡される。しかし、腹の子供に罪はないと出産を待って刑は執行されたのだ。
悪女のイメージは、人によって異なる。が、実際、その痴態を見たことのある人間ならば、それがどれほどの媚薬であるのか知っている。
最もその毒の効果を知り、忌避したのがサクラであった。
「サスケ君は…サスケ君はあの時、ナルトを殺そうとしたの。あたしから、里からナルトを奪おうとしたの!どうして!!」
サクラの目には、あの鼻をつまむほどの悪臭のする部屋が今でも焼き付いている。体を男の支配にまかせながら妖艶に嗤う女。
すべてから見下されているようで、その実、すべての頂点に立つようなその姿。
「俺はね、サスケを造りたいんだよ。あいつは、すべてから愛される資格を持っていた。それなのに、あいつの兄や一族のせいでその資格がなくなった。あいつが堕ちたきっかけはすべて、他者によるものだった。その道を選んだのがあいつだというのは否定しない。でもね、俺は…見たいんだ。サスケを。『すべてから愛され欲され続けたサスケ』をね」
愛を享受するが故の傲慢さを存分に身に付けたサスケを想像するだけで、男は震えた。
それは、男の願望そのものであった。男が、悪女を初めて愛した当初。自分には愛される資格なんてないと悪女は言っていた。兄に捨てられ一族という後ろ盾すら失った身は、数年間で『愛される』という行為を忘れていた。
「あんな子供の泣いた顔、見たくはない。サクラ、たしかに俺の育て方は間違っていると思うよ。俺には、万人に愛される生き方なんて教えられない。俺に教えられるのは、愛を平然と肥やしにする生き方だけだ」
死ぬ直前のサスケがそうであったように。
そうカカシがいうと、サクラ最低だ。と泣いた。
イメージは、某谷●のいれずみとなおみちゃん的な。
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