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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
読書とネットが趣味という超インドア派。
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こういういばら姫みたいなパターンってだめかなぁ。ロミオと●ンデレラ聞いてたら・・・えぇ、ロミジュリは無理がありすぎるんだょ。






漠然と『どこまでもいける』と思っていた。未来というものには、壁はあっても途切れているということはないのだと。
それが幻想だったのだと思い知らされたのは、皮肉なことにすべてを失う選択肢を自ら選んだ時だった。

なにもかも放棄して眠るという選択をしたことを、カカシは黙って受け入れてくれた。ナルトのように詰ることもサクラのように止めることもしなかった。兄のように死ぬこともできない臆病ものに、よく決心した、とそんな優しい言葉をかけてくれた。
あぁ、愛されていたのだとこのときほど実感したことはない。
生まれ育った木の葉への執着
両親を殺した者たちへの憎悪
ナルトへの対抗心
サクラへの感謝
カカシへの憧憬
なにもかも捨て去るには重すぎた。
切り捨てられると大蛇丸の元へ走った己の幼稚さを今なら笑える。
目的を達するために歯をくいしばって地に伏せることも血反吐を吐くことにもなれた。それなのに、ただ一度、あと一度泥をかぶって生きることはできなかった。

一族の繁栄を!

兄の願望だったと老人たちの言う「うちはの未来」

お前を残したことが証左だと




あぁ、なんと愚かな















兄さんはそんなことを望んでいません。むしろ拒否すらしていました。あの人は、うちはの決めた許嫁もその手にかけた人です。愛していたかどうか、それは俺には分かりません。しかし、ひとつ確実なのは、あの兄さんよりも1つ年上の女の人よりも俺の方を愛していたということです。もし、兄さんがうちはとうちはの未来を俺以上に大切に思っていたのなら、きっとその人を残したでしょう。二人で俺を含めた他のすべてを殺して、里を抜けたでしょう。

だから、俺は拒否します。












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