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常に帰りたいと喚き続けてる、実験器具の支配する狭い空間に囚われた逃亡者。
読書とネットが趣味という超インドア派。
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まだまだ寒いですけれど…!ミクをプレイしながら、こんなさすけくんがいたらなぁと妄想しています。にしてもニコの人力ボカロはすごすぎですね!!




悪女さん、設定だけ走り書き。
このシリーズ、自分の中では気に入っているので、コピーでオンリーで配ろうかなぁとか考えています。にょただけどな!オンリーはパロディなサスケ君ボカロネタを考えております。あと、1冊…だしたいなぁ。実は、団子やデートを本で書いたことないので、そこのあたりとか…でもあそこは素晴らしい方々がすでに書いていらっしゃるので●番煎になりますし…と迷い中です。

少女は母を知らない。父は、彼女の母のことを、絶対者だとよく言ってた。が、それは父の主観であり客観的な情報を彼女は持っていなかった。その具体的な例として、少女は母の姿すら知らない。写真や絵姿などが1枚と手残っていないからである。
「あいつの姿をとどめるなんて、それは罪悪だよ。あいつはその強烈な印象で心を明け渡さない人間だ。そんな人を紙の上に残すなんて罪だよ」
少女の父はそういって、悪女の子供時代の写真すらすべて焼き捨てたらしい。事実、里の忍登録書にすら母の写真はなかった。少女は、その徹底さがわずかに残念でもあったのだが、父は『お前は鏡を見ればいい』と言った。
「お前はうりふたつだよ。特にその眼と肌の色は生き写しだ。お前は母親を見たくなったら鏡を見ればいい。そして想像すればいい、10年後のお前自身を。それがお前の母親だ」
底の見えない黒い瞳と、不健康にすらみえる白い肌。少女はまじまじと己を見ながら、母の姿を追い求めた。

父から愛され、愛されることを傲然と受け入れる教育を受けながら、少女は絶対的な愛情を。すなわち、母性を求め続けた。
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